旅の愛用品やイタリア雑貨を紹介しています▶ MY楽天ROOM

賞味期限切れのオリーブオイルは捨てるべき?【オリーブオイルソムリエが徹底検証】

テイスティング用オリーブオイル
みえった

イタリアオリーブオイルソムリエのみえったです。
(>>プロフィールはこちらから

今やオリーブオイルは、おそらく一家に1本常備されている調味料ですね。

オリーブオイルは毎日使っているよ!

という人も多いのでは?と思います。

ところで、お店などでオリーブオイルを選ぶときに賞味期限を確かめると思いますが、

この賞味期限の日付について、考えてみたことはありますか?

オリーブオイルは種から搾った油ではなく、フレッシュなオリーブ果実を搾ったオイル

※厳密には、オリーブ果実を搾った液体から、遠心分離機で【水分】と【搾りカス】を取り除いた【オイル】です。

オリーブのジュースのようなオイルだね!

みえった

だからオリーブオイルの賞味期限や収穫年をチェックしておくことは大事なのよ。

この記事でわかること
  • オリーブオイルの賞味期限から、オリーブの収穫年を読み解きます
  • 賞味期限が過ぎてしまったオリーブオイルは絶対に捨てるべき?
    >>実際に賞味期限が大幅に過ぎてしまったオリーブオイルを使い、徹底検証しました

毎日食べている身近なオイルだからこそ、ちゃんと選ぶためにオリーブオイルの賞味期限について知っておきたいな!

オリーブオイルを判断するときの指針のひとつとして、知っておいて損はない内容です。

ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。

タップできる目次

賞味期限が過ぎたオリーブオイルは捨てるべき?

オリーブオイル

つい先日、キッチン収納棚の整理をしていたら、使うのを忘れていた未開封の古いエキストラバージンオリーブオイルがひょっこり出てきました。

みえった

使わずにしまいこんで、そのまますっかり忘れていたんです。

おそらく、展示会か専門店かどこかで試供品としていただいたものと思われる100mlの小さなボトル。

小さなボトルとはいえ、かなり名の知れた生産者の最高レベル級オリーブオイルだったので・・・

みえった

わぁーもったいないことをしたなぁー。

と、おそるおそるチェックしてみると・・・

なんと1年4カ月も賞味期限を過ぎていたオリーブオイルでした

みえった

未開封とはいえ、さすがに1年以上も賞味期限が過ぎたオイルはもう使えないだろうなぁ。
でも検証だけはしておこう!

ということで、実際に検証してみました。

結果から先にお伝えすると・・・まだ十分に使える品質でした

捨ててしまわなくてよかったね♪
でも大丈夫と思った判断基準っていったい何だったの?

オリーブオイルの賞味期限を読む

オリーブオイル
イタリア秋の風物詩・搾りたてオリーブオイルのある食卓

ほとんどのEU諸国が加入するインターナショナル・オリーブオイル・カウンシル(IOC)の規定では、賞味期限について、次のように定められています。

エキストラバージンオリーブオイルの賞味期限は、オイルを瓶詰めしてから18か月までの間 でなければならない

まずは、北半球の国ではオリーブの収穫は秋に行われるということを頭に入れておきましょう。

棚の奥から今回出てきたオリーブオイル。賞味期限からさらに逆算してみると・・・

みえった

なんと!3年前の秋に搾られたオリーブオイル・・・

あきらめつつも、念のためキャップを開封し、おそるおそるオリーブオイルの香りを確かめてみたら、驚きの結果が待っていました。

【検証してみてわかった】上質オリーブオイルの底力

よいオリーブオイルの選び方

オリーブオイルを小さなカップ注ぎ、まずは香りを確認。

すると驚いたことに、青草のような緑の香りがしました

みえった

ポジティブな印象の香りです♪

引き続き、テイスティングもしてみると、まだまだいい品質を保っていました

この時に感じた、味わいの具体的感想です

  • 皮つきクルミのような苦みを含むナッツ感。
    >>ネガティブな印象ではない
  • 後からノドの奥をピリッと刺す辛み。
    >>オリーブオイルがもつ辛みはポリフェノール由来

とはいえ、劣化オイルの特徴のひとつであるもったり感も多少はありました

もったり感:ベタベタまではいかないけど、サラサラともいえないという感覚

みえった

この点だけは、少し微妙でした・・・。

ベタベタまではいってないので、ギリギリセーフってとこだね・・・

賞味期限が大幅に過ぎたオリーブオイル【ひどい劣化がなかった3つの理由】

オリーブオイル

賞味期限から1年以上も過ぎていたにもかかわらず、オリーブオイルにひどい劣化がみられなかった理由を考えてみました。

まずは、上質オリーブオイルに含まれているポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化力により、オイル自身が酸化から身を守っていたということ。

ちなみにオリーブオイルに含まれるポリフェノール値は、オイルによって違います。

オリーブオイルのポリフェノール値がそれぞれに異なる要因は、主に次の2つです。

  • オリーブの品種による違い
  • オリーブの収穫時期の差(実が熟すタイミングの違い)

今回のオリーブオイルは、元々ポリフェノール値が高い品種の実から搾られたオイルでした

みえった

ポリフェノール値が高いと、辛みが強くパンチのきいた味わいのオリーブオイルになります。

ポリフェノール値が高いほど上質なオリーブオイルか?というと、一概にそうとは言えなくて。これはもう好みの問題です。

ポリフェノールなどによる味や香りの違いが、オリーブオイルのもつ個性になります。

オリーブオイルの個性・・・
ワインにそれぞれ個性があるのと似ているね!

話は戻ります。

つまりは、今回キッチン棚から出てきたこの古いオリーブオイル・・・

  • 元々ポリフェノール値が高い品種のオリーブから搾られていた
    >> オイルがもつ高い抗酸化力に守られた
  • 毎年多くの賞を獲得している最高峰の生産者の製品だった
    >> おそらくもともとが最高品質だったと思われる
  • オリーブオイルにとって最適な環境下で未開封のまま保管していた
    >> 劣化スピードがゆるやか

といったことが幸いし、賞味期限から1年以上(オリーブ搾油から3年近く)経ってしまっていても、ひどい劣化から免れたのだと考えます。

みえった

上質オリーブオイルの底力をみせつけられました。

とはいえ、オリーブオイルは果実から搾ったジュースのようなオイルです。

新しいほどフレッシュな状態を保持しているのは間違いないので、基本的には製造年月日や賞味期限が新しいものを選ぶようにしてください

ただし賞味期限内であっても、何らかの原因から劣化してしまっている残念なオリーブオイルも存在します。

関連記事 オリーブオイル選びに失敗しない2つのヒント【イタリアオリーブオイルソムリエ直伝】

参考商品

今回テイスティングしたオリーブオイルと品種・産地等がほぼ同じオリーブオイルです。

\ヌーボー先行予約受付中/

みえった

ヌーボー(イタリア語:ノヴェッロ)とは、2022年の秋に収穫・搾りたての新オリーブオイルです。

まとめ

エキストラバージンオリーブオイル

賞味期限の日付けはラベルのどこかに記されていますが、その日を一日過ぎてしまったからもう破棄しなければならないというものではありません。

オリーブオイルの賞味期限は、目安程度と思ってください。

ラベルに書かれた情報もたいせつですが、開封して使う前に

  • どんな香りや味わいがするのか?
  • 品質はどうか?
  • 劣化していないか?※

を知るべく、できることなら実際にオリーブオイルをテイスティングして自分で感じてみることをおすすめします

オリーブオイル
オリーブオイルのテイスティング風景

参考 自宅にあるオリーブオイルをテイスティングで確認する方法

テイスティングさせてもらえるオリーブオイルショップも最近は増えてきたね。

みえった

いろんなオリーブオイルをテイスティングして、香りや味を比較してみると違いがよくわかるよ。

オリーブオイルの知識として、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

オリーブオイルの産地を巡る小旅行にでかけませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次