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【元国際線CAが厳選】また行きたいヨーロッパの街 6選!

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CAヨーロッパ旅

旅行好き女子に不動の人気なのがヨーロッパ。

筆者も例にもれずヨーロッパが好きで、仕事でのステイではもちろん、プライベートでも数え切れないほど多くの街を訪れました。

これまで訪れた中には「また行きたい!」と思うヨーロッパの街がたくさんあります。

本記事では、そんな中から選りすぐった「またいつか行きたい♡ヨーロッパの街」を紹介♪

ヨーロッパは行きたい国が多すぎて、どこへ行こうか迷う…

という人は参考にしてみてくださいね。

この記事を書いたのは
ミエッタ

ミエッタです。
「伊・食・旅」をテーマに情報発信しています。

  • 乗務歴20年の元国際線CA
  • CA現役時代には平均週に1回以上の海外ステイ
  • 日本とイタリアをもっと自由に行き来したくて早期退職

タップできる目次

リスボン|懐かしさを感じる港町

リスボン
リスボンはここです

街にも食にも人々にも、なぜだか懐かしさを感じる港町です。

ただただゆっくりと流れる町の空気を楽しみながら、名物のエッグタルトを食べ歩きしたり、あてもなくトラムに乗ったり。

「好きな国は?」と聞かれたら、答える国の中にポルトガルは必ず入れています。

リスボンの坂道

リスボンでの夜、狭い路地の居酒屋で聴いたファドの調べは切なくて心に沁みました。

ポルトガル語は理解できないけれど、ファドの旋律には「人生の哀愁」を感じます。

民族歌謡としてポルトガルで歌い継がれるファドは、2011年にユネスコの世界遺産に指定されました。

「ファドの女王」といえば、ポルトガルの国民的歌手・アマリア・ロドリゲス。

リスボンではCDを探して買いました。

ファドのCD

YouTube アマリア・ロドリゲスが歌うファドを聴いてみる

ミエッタ

リスボンへ行ったら、ぜひ生でファドを聴いてみてね

旅の拠点としてのリスボン

ポルトガルの絵ハガキ
ポルトガルの絵はがき

ポルトガルは、できれば時間に縛られず自由に周遊したい国。

でも旅程に余裕がなく「せっかくポルトガルまで行ったのにリスボンしか観光しなかった」なんてことがあるかもしれません。

ミエッタ

リスボンの街は旅の拠点としても優秀なんですよ!

筆者のはじめてのポルトガルでは滞在日数が限られていたので、1日だけ「リスボン発日帰りツアー」に参加。

貸し切りバスで連れて行ってもらったので、効率よくいろんな町を観光することができました♪

個人手配旅行でも現地発ツアーをうまく活用し、1日だけガッツリおまかせ旅をしてみる…

とくに初めて訪れる国ではおすすめの過ごし方です。

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イギリス・ウェールズ地方|天空の城ラピュタのモデルとなった場所

イギリス・ウェールズ

イギリスの中では比較的観光情報が少ない印象のウェールズ地方。

ですが、もしかしたらウェールズと聞いてジブリ映画「天空の城ラピュタ」を思い浮かべた人もいるかもしれません。

宮崎駿監督はここウェールズ地方に滞在し、ラピュタの舞台「19世紀の架空のヨーロッパ」とされる土地のイメージを固めたといわれています。

ウェールズ地方はここです

ミエッタ

「天空の城ラピュタ」を観てからウェールズ地方を訪れてほしい

自然豊かなウェールズ北部|イギリス/ U.K. の中の外国

筆者が旅をしたのは 北ウェールズ地方。

旅の途中で見かけた表示には、すべてウェールズ語と英語の2ヶ国語で書かれていました。

ウェールズ地方の看板

しかも英語よりもウェールズ語が先に書かれていて、まるでイギリスの中の外国にいるかのよう。

チビ

ウェールズ語も公用語なんだね

国立公園のスノードニアをトレッキングしているときには、放牧されている小さな馬を見つけました。

ポニー

この地方が原産という、希少な仔馬ウェルシュポニーです。

ミエッタ

呼んでみたら、なんと近づいてきました!

チビ

かわいい!!!

ミエッタ

北ウェールズ地方ワンポイントガイド

北ウェールズ
チビ

北ウェールズ地方の見どころを知っておきたい

備忘録もかねて、訪れた場所などを記しておきます。

行くことがあれば参考にしてくださいね。

最寄りの主な空港
  • リヴァプール・ジョンレノン国際空港(LPL)
  • マンチェスター空港(MHT)
訪れた観光地
  • 雄大な大自然:スノードニア国立公園
  • 13世紀の要塞:コンウィ城
  • 世界遺産:カナーヴォン城
  • 城塞に囲まれたかわいい町:チェスター(イングランド)
  • 他に海沿いの町もおすすめ♪

鉄道やバスもありますが、北ウェールズを周遊したいならレンタカーを利用するのがベスト。

イギリスは日本と同じく運転席は右ハンドルなので、少し走ればすぐに慣れるでしょう。

ミエッタ

イギリスで運転する予定なら、国際免許証を日本で取得して持っていってね

もちろんレンタカーを借りない選択もアリです。

もしマンチェスターに宿泊するなら、現地発の日帰りウェールズ周遊ツアーに参加してみるのもおすすめ。

車なし個人旅行でも、北ウェールズの主要観光地を効率よく周ることができますよ◎

ウェルシュポニーに出会えるかも…

ポニー

【マンチェスター発】専門ガイドが同行!北ウェールズ周遊1日ツアーをみてみる

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マントン|レモン祭りの町

マントン

2月とは思えない、まぶしい陽光が降り注ぐ南フランス・コートダジュール。

イタリアとの国境にほど近いマントンの町では「レモン祭り」が開催されていました。

マントンはここです

「レモン祭り」の会場内では、すべて柑橘類で作られた巨大なモニュメントの数々を楽しむことができます!

毎年テーマが変わり、テーマに沿ったモニュメントが展示されます。

マントンのレモン祭り
レモン祭り

柑橘類のビタミンカラーに、見ているだけで元気をもらえます。

2025年「レモン祭り」最新情報【ニースのカーニバルと同日開催】

2月のマントン

マントン近郊のニースの町では、「レモン祭り」とほぼ同じ時期に「花のカーニバル」というお祭りが開催されます。

マントンの「レモン祭り」もニースの「花のカーニバル」も、来年2025年は同じ期間に開催される予定です。

2025年度「レモン祭り」と「花のカーニバル」
チビ

お祭りに沸く2月の南仏コートダジュール!
せっかくだし両方のお祭りに参加したいね

レモン祭り開催中のホテル確保について

マントンのレモン祭り

お祭り期間中のホテルは、マントンもニースも、かなり早くから予約が埋まってしまうので要注意です。

実際、9月に訪問したときはマントンのホテルに宿泊できましたが、2月のレモン祭りの期間中はマントンで宿泊するホテルは見つかりませんでした。

もしマントンでのホテル確保が難航しそうなら…

マントンは国境の町。隣国イタリアの町に宿泊してマントンを訪れるという手もあります。

おすすめはイタリアのサンレモ。フランスとの国境近くにある海の町です。

ミエッタ

わたしはイタリアのサンレモに泊まって、日帰りでマントンのレモン祭りへ行ってきたよ

ただしひとつ注意点があります。

サンレモでは、毎年2月に「サンレモ音楽祭」という有名な音楽祭が行われています。

音楽祭の開催期間中は、サンレモの多くのホテルも早々に満室になると聞きました。

「マントンのレモン祭り」への拠点としてサンレモでホテルを探すなら、サンレモ音楽祭の期間(2025年は2月11日~15日)を外して日程を組むことをおすすめします。

来年2025年のレモン祭りは2月15日からなので、サンレモ音楽祭と日程が重なることはほぼなさそうですね♪

ホテルはオンライン予約が便利でおトク

ホテル予約状況】をホテルズドットコム Hotels.comで検索

目的地に「マントン/サンレモ/ニース」と入力すると検索できます

  • ホテルズドットコムへの無料会員登録で さらにおトクな会員価格が利用可能!
  • 10泊するごとに1泊分無料」でご褒美ステイもできる◎
マントンへの所要時間(鉄道利用)
  • 南フランスのニースから:約40分。
  • イタリアのサンレモから:およそ1時間弱

なおマントン駅から「レモン祭り」の会場や観光スポットへは、すべて徒歩圏内です。

参考 海外のお祭りに興味のある人は「イタリアのお祭り」に関する記事一覧 から気になるイベントもチェックしてみてください!

ミエッタ

1年に1度しか見ることのできない「海外のお祭り」へ足をのばすのが好きです♡

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アムステルダム|アンネ・フランクゆかりの街

アムステルダム
アムステルダムはここです

アムステルダムといえば「アンネの日記」の著者・少女アンネ・フランク(1929-1945)を思い出します。

思いおこせば初めて「アンネの日記」を読んだのは、たしか筆者が12歳のころでした。

当時はアンネと近い年齢だったこともあり、日記の中のいろいろな彼女に共感したのを覚えています。

時は流れて.. アンネが身を潜め日記を書いていた街アムステルダムに滞在し、隠れ家を訪れました。

暗くて狭い隠れ家で、毎日、恐怖と背中合わせの生活。

外の世界で、どんなに青空の下を歩きたかっただろうか…

ひととおり見学した後、隠れ家の小窓から見える教会の写真(絵はがき)をショップで見つけ購入。

アンネの日記に幾度も登場する「西教会の鐘の音」のことを、ふと思い出したからです。

アンネの家の絵はがき
アンネは、毎日この小窓を見上げていたかも

昔読んだ本ゆかりの場所を訪ね、著者や登場人物に思いをはせる旅って好きなんですよね。

はじめてなのに、なぜか懐かしい。

アムステルダムもそんな街のひとつです。

ミエッタ

「アンネの日記」は、大人になった今もときどき読み返しています

アンネの隠れ家(アンネの家)の予約について

アンネの隠れ家(博物館)では、アンネが日記を書いていた潜伏部屋が当時のまま残されていて、資料とともに見学することができます。

見学の予約は公式サイトのみで受け付けていますが、人気の名所なので年々予約がとりにくくなっています。

でもそれはきっと世界中の多くの人々に「アンネの日記」が読み継がれている証。

もし見学予約がとれなくても、隠れ家や西教会のある界隈をふらり歩いてみてはいかがでしょうか。

【アムステルダム】アンネ・フランク ゆかりの地ウォーキングツアーもチェック

旅の拠点としてのアムステルダム

ザーンセスカンス

アムステルダムに数日ステイするなら、日帰り小旅行で他の町にも出かけてみては?

筆者もアムステルダムを拠点に、いろんな町を観光しました。

ミエッタ

アムステルダムは旅の拠点としてもおすすめの街♪

参考までに、アムステルダムからの日帰りオランダ旅で特に印象に残っているのが、風車村として知られる ザーンセ スカンス

ザ・オランダ的「風車のあるのどかな風景」に感動しました。

またアムステルダムを拠点に、隣国ベルギーへの日帰り観光も可能です。

チビ

オランダのアムスから国境を越えてベルギーへ!

中世の家並みと運河が美しいベルギーの古都 ブルージュへと繰り出しましょう!

ブルージュは、アムステルダムから日帰りで2度も訪れた大好きな町。

フォトジェニックな街並みにテンションが上がること間違いなしですよ♡

ブルージュ
ミエッタ

お決まりの運河クルーズのあとは、本場ベルギーワッフルもぜひ味わってね♡

個人旅行で列車の乗り継ぎが不安な人は、現地発ツアーを利用するのも手です。

アムステルダム発日帰りツアー

ベルギー・運河の町ブルージュ1日ツアーをチェックする
>> 中世のかわいい町を歩き、運河クルーズを楽しむ

ザーンセ スカンス風車村を歩く日帰りツアーをチェックする
>> チーズ試飲&木彫りの靴工房見学をふくむ

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グリンデルワルト|スイスを絵に描いたような町

スイス
グリンデルワルトはここです

スイスを絵に描いたような町グリンデルワルト。

母とヨーロッパを周遊中に数日ステイしました。

周遊といっても優雅な旅とはほど遠い、バックパッカーに近いスタイルの自由な旅でしたが。

ミエッタ

現地に着いてから、飛び込み交渉でホテル探しをしたことも

6月のスイスは、21時を過ぎてもまだ昼のように明るくて…

パンの切れ端をハトにやりながら、アイガー北壁が茜色に染まっていくのを、ふたりで眺めていたことをよく覚えています。

旅先でのなにげないシーンの記憶が心の財産に。

思い出すといつも、ほんわかとした気持ちを呼び戻してくれます。

スイス旅行とグリンデルワルト観光について

グリンデルワルト

スイスへは個人旅行で2回、6月と9月に訪れました。

6月のスイスは連日気持ちのいい快晴に恵まれ、エクスカーションを満喫。

日照時間も長く、若草や野花を愛でながらの山歩きには絶好のシーズンですよ。

旅行の目的にもよりますが、スイス観光のマイベストシーズンは6月前半

なお6月下旬から7月8月にかけてもおすすめですが、ヨーロッパではバカンスシーズン入りするためホテル価格が跳ね上がります。

9月になるとスイスは天候が不安定、曇りや雨の日が多かった印象です。

グリンデルワルトに滞在したら、絶対に行っておきたいのがユングフラウヨッホやアイガー北壁。

アイガーへは アイガー・エクスプレスの利用がおすすめです。

ミエッタ

「グリンデルワルト・ターミナル」が始発駅

アイガー・エクスプレスは、登山鉄道よりも乗車時間が30分節約できる上、乗車するロープウェイは全面ガラス張りなので見晴らしが最高♡

ミエッタ

雄大なスイスの山々、牛たちが草花を食む様子、山を上る登山列車など、見ごたえたっぷり!

そして終着駅のアイガーグレッチャー(Eigger Gletscher)駅では、スイスアルプスを代表するベルナーオーバーランド三山を間近に見ることができます。

チビ

「アイガー」「メンヒ」「ユングフラウ」の三山だね

なおハイシーズンはチケット売り場の混雑が予想されます。

乗車券は、前日までにネットで購入しておけば安心!

ロープウェイの乗り場ではスマホのQRコードを読み取るだけなので、チケット購入のために列に並ぶことなくスムーズに乗車できますよ。

【アイガー・エクスプレス】ロープウェイ乗車チケットを事前購入する

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イゾラ|対岸のイタリアンアルプスを眺めてリラックス

スロヴェニアのイストラ半島の海沿いに、イゾラという町があります。

イタリアから続く海岸線は湾になっていて、対岸に見えるのはアルプスの山々!

イゾラ・スロベニア
チビ

いい眺めだね~

ミエッタ

時間がゆっくり流れる、癒しの町です

イゾラはここです

イゾラの町が位置するイストラ半島の海沿い地域は、古くからオリーブ栽培が盛んです。

ミエッタ

スロベニア唯一のオリーブオイルの産地だよ

ということで、オリーブオイルの生産者を訪問しました。

日当たりのよい斜面には、海を見下ろすようにオリーブ畑が広がっていたのが印象的です。

スロベニアのオリーブ

スロヴェニア産オリーブオイルは、生産量が少ないため市場にはほとんど出回ってなく希少。

もしスーツケースに余裕があるなら、お土産に買って帰るのもおすすめですよ。

イゾラへ行くには?おすすめはワンデイトリップ

イゾラ
オリーブの丘から見えたイゾラの町

海沿いにこじんまりと佇むイゾラの旧市街は、半日もあれば散策できます。

ホテルは少ないようなので、他の町から日帰りで訪れるのがおすすめ。

イゾラ・スロベニア

イゾラ Izola行きのバスは次の町からでていて、日帰り小旅行が可能です。

  • トリエステ(イタリア)から:バスで約30分~
  • ポレチュPoreč(クロアチア)から:バスで約55分~
  • リュブリャナ(スロベニア)から:バスで約1時間20分~
ミエッタ

わたしはイタリアのトリエステから日帰りで行きました

イゾラが位置するイストラ半島では、鉄道よりもバスでの移動が便利!

バスは本数が限られていることも多いため、いい時間にバスがあるか?をよく調べてから、旅行計画を立ててくださいね。

Omio【公式】:ヨーロッパ格安乗車券検索サイトでバスの時間を調べる

なお国境を越えてスロベニアへ行く場合、同じEU内なので通常パスポートチェックはありません。

とはいえ、念のためパスポートはいつも持参しておきましょう。

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さぁヨーロッパを歩こう!|さいごに

アムステルダム

本記事では、元国際線CAトラベラーの「また行きたい♡ヨーロッパの街と地域」を紹介しました。

なおマントン(フランス)とイゾラ(スロヴェニア)の町は、イタリアとの国境近くにあります。

「イタリアから日帰りできる外国の町」としてもおすすめですよ。

チビ

国境をまたぐ移動もヨーロッパ旅行の楽しみのひとつだね

EU諸国を出入りするときには国境でパスポートチェックがあります

イタリアとスロベニアの国境

この記事を読んで、もし気になる街が見つかったら、あなたもヨーロッパへ旅に出ませんか?

海外の空気が、きっと心に新鮮な風を吹き込んでくれますよ。

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本記事が、あなたの海外旅行にとって何かの参考になれば嬉しいです。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。

ミエッタ

Have a nice trip ♪ 楽しい旅になりますように

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