地元京都では「弘法さん」と呼ばれ、親しまれている縁日「東寺の弘法市」。
世界遺産としても知られる東寺(とうじ)の広い境内にて、弘法大使の命日である21日に毎月開催されています。
友人に誘われて、去年初めて東寺の弘法さん市へ行ってきました。
想像していた以上にお買い物にハマり、この半年間で3度も訪れています。
東寺の弘法市(弘法さん)をおすすめする理由

実際にわたしが3回足を運んで感じた、東寺の弘法市の魅力とは・・・

ひとつづつ、詳しくみていきましょう。
弘法市の魅力① 京都駅から好アクセスの弘法市【徒歩約15分】
東寺は、京都駅八条口から徒歩で約15分という好ロケーションにあります。
東寺に向かって歩いていると、五重塔が見えてきました。
大宮通りと九条通りが交わる大きな交差点です。


ここまで来たら東寺はすぐそこ。
九条通りに沿って歩くと「東寺南大門」へ、大宮通りに沿って右手に進むと「東寺東門」へ、たどり着くことができます。
南大門と東門、どちらの門からでも東寺の弘法市へ入っていくことができます(入場料無料)。





すごい活気!
露店もたくさん立っているね♪



毎月弘法市の日は、いつも多くの人でにぎわっています。
東寺へのアクセス案内は、また後ほど詳しくお伝えします。
弘法市の魅力② 露店の種類が幅広い【年齢に関係なく楽しめます】
露店の数の多さはもちろんですが、幅広い種類のお店が見つかるのが弘法市の楽しいところです。



初めて弘法市を訪れた日は、気になるお店が多過ぎて、予定していた時間を大幅にオーバーしてしまったんですよ。
自分へのご褒美としての一品から京都旅のお土産まで、欲しいものや探していたものがみつかります。
年齢を問わず、お買い物好きなら誰でも楽しめるマーケットです。
ここからは、わたしが目に留まったお店をカテゴリーで分けて紹介します
掘り出し物が見つかるかも?!陶器や骨董品の店々


東寺の弘法さん市では、陶器や骨董品のお店を多く見つけることができます。
掘り出し物の器を探すことを目的に、弘法市へ行くのもアリだと思っています。



一緒に行った友人は、絵付けが可愛いお椀に一目惚れ♪
値切り交渉ののち購入していました。
骨董の小皿までオマケにつけてもらっていましたよ。




懐かしい感じのするアンティークのお店も多く見かけました。









掘り出し物があるかも!じっくり見て回りたいなぁ。
動物たちのいろんな表情が可愛い、素焼きの土笛のお店も見つけました。





わたしはオカリナ吹きなので笛が大好き♪
作り手と直接言葉を交わしながら選ぶのも楽しかったです。


他にも、ハンドメイドのステイショナリーやアクセサリー・古着屋・植木市・・・などなど、
ここでは紹介しきれないほど多種多様の露店が出店していました。



骨董や陶器にあまり興味がないという人でも、いろんなお店が出ているので楽しめますよ。
生産者から直接買える特産品
弘法市では、産地からの特産品のお店も多く、
京都だけでなく大阪・奈良・滋賀・兵庫など、また関西以外の他府県からも出店されていました。













わんこのおやつも発見!



ひとつひとつのお店を覗いていると、時間の経つのも忘れそうになります。
ストリートフード【露店グルメも本格派】
弘法市ではストリートフードも充実していて♪
例えば・・・
行列ができていた「たいやき屋さん」は、京都祇園の老舗菓子店が出店していました。







きっと、あんこも絶品なんだろうね♪
他にもいろんなストリートフードを見かけました。
同じく「京・祇園」の文字を掲げていた小籠包のお店や・・・


大阪名物「どて焼き」の屋台も。





食欲をそそる美味しそうな匂いに吸い込まれそうに・・・。
おでんを売るお店では、隣接するテント内に座って食事ができる席も用意されていて、イートインも可能でした。





弘法市では、境内でストリートフードランチをとることも可能なんだね!



わたしはランチの予定を弘法さんの後に入れていたので、食べたい気持ちをグッとこらえてました。


そうそう。
南大門に入る手前の歩道では、ワインのお店も出店していました。





毎回弘法さんへ行くたび「試飲無料」の文字を横目に通り過ぎてたのですが、実はいつも気になっていて。
次回こそはテイスティングしてみたいです。
弘法市の魅力③ 出店主(作り手)との交流も楽しい【情報の宝庫】
わたしはお漬物が好きですが、気になるのがお漬物の添加物。
弘法市では、生産者さんが丹精込めて漬けたお漬物をいつも買っています。





これぞ安心のスローフード♪
たくあんを買ったお店では、作り手の店主さんと会話が弾み・・・。
たくあんで贅沢煮を作ったら美味しいよ!
と、店主さんがいつも作っているという「贅沢煮」のレシピを教えてもらいました。



マーケットでは、生産者さんから美味しいレシピを教えてもらうのが好きです。
また、淡路島から出店されていた「ちりめんじゃこのお店」も、弘法さんでのお気に入りのお店ひとつ。


前に来た時もちりめんじゃこを買ったんですけど、美味しかったのでまた来ました~
と言ったら、少しだけ多めに袋に入れてくれたり(←ここだけの話・もちろん沢山買いました)
ご飯にかけたり、お味噌汁に入れたり、、
あとはうどんの上にのせても、ええ出汁が出てめちゃめちゃおいしいで~
と教えてくれた、お店のおじさん。
作り手や生産者の方と会話を愉しみながら、「これを買いたい」ではなく「この人から買いたい」と思って買うのは楽しいし、いいお買い物ができますね。
弘法市の魅力④ お買い物しながら世界遺産の景観を眺められる
「古都京都の文化財」としてユネスコの世界遺産に登録されている東寺。
マーケットが開催されているここ東寺は、国内外から大勢の観光客が訪れる観光名所でもあります。
木造の塔のなかで日本一の高さを誇る東寺の五重塔(国宝)も、弘法市を散策しながら眺めることができます。









露店を見る楽しみの他に、歴史的見どころも沢山あるんだね!
京都・東寺へのアクセスと弘法市の案内
京都駅から東寺へのアクセスは、主に次の2通りあります。
- JR京都駅や近鉄京都駅の八条口出口から:徒歩約15分
- もしくは近鉄電車で京都駅→東寺駅:乗車時間2分(1駅):
近鉄東寺駅からは徒歩約5分



電車の待ち時間のことを考えると、個人的には京都駅から徒歩で行く方をおすすめします♪
弘法市の朝は早く、開催日当日は早朝から露店が立ち並びます。
終日行われていますが、人気の商品は早い時間に完売しまうことも時々あります。



一度、お目当てのひとつだったお漬物(キュウリの奈良漬け)が売り切れてて残念だったことが・・・涙。
とはいえ大賑わいなので午後も楽しめますよ!
ところで話は変わりますが、
東寺の最寄り駅である近鉄東寺駅からは、乗り換えなしで奈良へ行くこともできます。
近鉄奈良駅まで、急行で約45分です。ご参考まで♪



東寺からは奈良へ行くのも便利なんだね!
>>関連記事【奈良ランチ2021秋】秘密にしておきたい奈良町の洋食屋さん「みよし」
おわりに


これまで縁日といえば、お年寄りが行く場所というイメージがありました。
でも東寺の弘法さんへ初めて訪れてみて、そのイメージがすっかり一変。
若い方から年配の方まで、お買い物好きや掘り出し物を見つけるのが好きな人には楽しめる場所でした。



ヨーロッパで何度も足を運んだアンティークマーケットにも似ています。
ちなみに、今回紹介した「東寺の弘法さん」の他に、京都では「北野天満宮の天神さん」の市も有名です。
北野天満宮の天神市も弘法さんと同様、境内には多くの露店が立ち並びます。
加えてもうひとつ情報です。
もし運よく京都でスケジュールが合いそうなら、これらの市(マーケット)を覗いてみるのも一案です。



自分だけのお宝が見つかるといいですね♪
安心して海外渡航できる日はまだ少し先となりそうですが、今年は国内旅行をしたいと考えている方も多いかと思います。
この記事が、少しでも国内旅プランの参考になればうれしいです。


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それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。



京都での時間が楽しいものとなりますように!